| 2001/11/14
第34号 エレショー技報 (有)安部実装技術研究所 ================================================================= 内容 ■プロダクトロニカショー2001速報 ■海外SMT技術情報 「最新マイクロパッケージの構想(MEMS&PHOTONICS)」 ================================================================= 広報担当者または営業担当者の方にもご転送ください。 eleshow出展社は今後、無料で随時「エレショー技報」に広告を掲載出来 ます。新製品の紹介等を瞬時に送れるシステムを社内に構築したのと同じ 効果があります。ぜひ、この新しい宣伝方法の威力を実感してください。 詳しくは www.eleshow.com/ の表紙左側の「出展について」をご覧下さ い。 ================================================================== ■プロダクトロニカショー2001速報 今年のプロダクトロニカショーは11月6〜9日ミュンヘンで開催されました。 今回は日本からのvisitorが著しく少ないのが目立ちました。 World Market Outlookと題してWalt Custer氏がエレクトロニクス業界の 販売高について将来予測を説明していました。一部軍事用やセキュリティ デバイスは増加するものの、"September 11"以後、大雑把にシンガポール の22%減、台湾の14%減、日本の約13%減、USAの6%減に較べ、ヨーロッ パはせいぜい2%位の減にとどまり、全般的には2年後には再び上昇カーブ に入るとの予測を述べていました。現在、過剰在庫は減り、electronic equipment order は回復の良い兆しを示しているとも述べています。 会場の歩き方としまして(1)勉強するため、(2)新情報を入手するため、(3) ビジネスチャンスを見い出すため(新規商品の発掘、会場で会う人との交 流から)などが考えられます。通常スタート時は(1)(2)と思われますが、 今回私は主として(3)にしぼり(眼にフィルターをかけ)、3つの契約(2つ のエージェント契約と著作権取得)をしてきました。 著作権につきましてはロンドンを基軸をするTrafalgar Publications社が 発行する「GLOBAL SMT & PACKAGING」と「ELECTRONIC PRODUCTION」の著作 権をほぼ得ましたので、これらを合体し、近日中に出版したいと思います。 ================================================================== ■海外SMT技術情報 「最新マイクロパッケージの構想(MEMS&PHOTONICS)」 要 旨 パッケージ革命の開始から10年以上になり、CSPなど面配列パッケージの採 用で、時間と空間が短縮されている。しかしCSPやフリップチップ(FC)よ りさらに小さくという要求がある。チップを積み重ねた3次元化が実施され ている。4次元化を考える人があるかも知れない。 フレキベースのパッケージは、25μ材料で非常に薄くなり、真空蒸着によ る数μのライン・スペースが実現する。フレックスBGAは、高密度と軽量さ によって着実にシェアを伸ばしている。 インターネットが光通信を受け入れ、光スイッチングが求められて、EMS (micro-electro-mechanical system)が登場してきた。動く・見る・考える デバイスであるMEMSは、全く新しいパッケージである。それに続いてMOEMS (micro-opto-electro-mechanical system)が注目されている。インターネ ットは、小鏡で光ビームを捕らえ、ネットワーク空間に接続する方法を探 る。この報告は、夢から現実になりつつあるパッケージ革命を概観し、新 しい情報を提供する。 序 言 急速に長距離通信が普及し、世界中の誰とでも交信が可能になるであろう。 これからバイオ技術が急成長し大きくなるであろうが、現在は長距離通信が 最大の影響を持っている。 多くの技術の集中が技術変化のキッカケを提供する。MEMSと光技術はニッテ 市場から主流市場に移った。デバイスは変化しているので、パッケージも変 化せねばならない。 長距離通信 インターネットは世界の長距離通信の中核である。全世界システムは、信号 の走行距離で定義され、区分できる。中継回線ネットワークはロングホール と呼ばれる。その回路網は国から国へと伸びている。ロングホール結合はボ ストン・シカゴ・ロサンゼルスと走っている。沿岸に達するとロングホール は海底光ケーブルに入る。多数の新海底ケーブルが、2000にアジアと欧州に 設置された。 ロングホール地上及び海底通信 光技術はロングホール結合の有力な手段である。光子は質量と電荷の無い 光エネルギーの量子であり、毎秒30万Km走る。また光技術は最高の帯域幅 を持っている。それは、線当たり毎秒データ速度に、個々の信号数をかけ た数である。 光はデータ運搬者として電子より優っている。光は電波よりはるかに高周 波であり、そのことがより大きいデータ速度を可能にする。光は容易にプ リズムで個々の色に分けられ、その各々が独立の担体になる。その技術は 波長分割多重化(WDM)と呼ばれ、帯城幅を数百倍にする(物理的限界は数 千倍)。分割された光は全て一本の細いファイバーを通して送られる。最 新のDWDM(高密度波長分割多重化)システムでは、毎秒百科辞典12,000冊分 のデータ、あるいは5百万台の電話交信が可能である。 ハードウェア 光通信システムは、光送信器・分光器・導体(ファイバー)・スイッチ/ ルーター・多重化装置(光結合器)・受信器(検出器)・増幅器・信号調 整器などから成る。現在光信号は電気信号に変換され、半導体でスイッチ され、光信号に戻されている。そこで光が直接に経路指定される光学スイ ッチ(ミクロ光デバイス)の開発が進められている。それらは光MEMSある いはMOEMSと呼ばれている。表1は光と電子スィッチングの比較を示した。 地下鉄リング(MAN:大都市地域通信網) 中継回線から地域通信網に信号は流れる。そこでの情報量はかなり多い。 大都市では地下鉄を利用して光ファイバーの環を布設しているが、交換は 電子的に行なわれている。しかし一部では、WDM(光分割多重化)や全て光 によるスイッチングが導入されている。地域回路網では走行距離当たりよ り多くのスイッチが必要であり、設備に関してコストに敏感である。光学 的Add-Drop混合器(OADM)が使われる。与えられた波長の光を通過(Add) あるいは遮断(Drop)し、入力信号は望むファイバーに経路付けされる。 OADMはSMT実装されるが、光学系は手作りである。 下流への接続 地域回路網は企業ネットワークと個人に接続する。あるケーブルシステム は、電柱までファイバーを走らせ、信号を電気に変え、家庭まで同軸ケー ブルを走らせている。将来は、デジタルTV・インターネット・音楽・映画 ・電話・新サービスなどが、光で家庭に届けられると多くの人が予測して いる。この分野は5〜15年後、大量のパッケージと実装を必要とするだろう。 より詳しくは、www.eleshow.com/ の海外技術情報をクリックし、2001. 11.13月号をご覧下さい。3頁にわたり図表入りで詳しく書いてあります。 また、全文をお読みになりたい方は、10月16日に発刊しました「2001最新 海外FC/CSP実装技術」をお求めください。(A4版100頁\48,000) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本メールの配信をご希望の方がいらっしゃいましたら、「エレショー技 報配信希望」と記入し、E-mailアドレス、TEL、FAX番号、会社名、氏名を ご記入の上、E-mail anbe@anbesmt.co.jp までご連絡ください。(何名 様でも結構です) ■登録削除方法━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以後ご不要の場合は、お手数をお掛けしますが本メールをご返送下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行:(有)安部実装技術研究所 編集長:安部 可伸 TEL +81-(0)45-922-6070 E-mail anbe@anbesmt.co.jp -━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1999-2000 ANBE SOLDERING TECHNOLOGIES Ltd. 許可無く転載することを禁じます。 |