| 2004/11/1 第56号 エレショー技報 (株)アンベ エスエムティ ================================================================= 内容 ■MAXN2 窒素ガス発生装置 (株)フクハラ ■海外技術情報「鉛フリーはんだペースト用のフラックスシステム」 ================================================================= ■MAXN2 窒素ガス発生装置 (株)フクハラ 窒素ボンベはもう不要!! 高濃度の窒素ガス99.999%以上も自家製で自給。 ・ガス分離膜式 97〜99% 4.7N立方m/H 〜 50N立方m/H ・PSA方式 99〜99.99% 0.6N立方m/H 〜 60N立方m/H ・MAXNO2 方式 99.999% 以上 0.2N立方m/H 〜 30N立方m/H 各種窒素ガス発生装置をご提供いたします。 詳しくは http://www.eleshow.com/ の5-4-6 をご覧下さい。 ================================================================= ■海外技術情報 「鉛フリーはんだペースト用のフラックスシステム」 B.Gilbert 要旨 本報は、無洗浄用鉛フリーはんだペーストのフラックスシステムに要求 される特性を追求した研究である。電子製品から鉛を除去しようとする 政府の規制前に、鉛フリーはんだ使用へ進んでいる工業会の動向を概観 する。 序言 近代の電子装置の製造は有鉛はんだの使用に支配されて来た。過去20年 間の急速な技術進歩によって、過去50年間に製造された電子製品が今、世 界中の埋立地に横たわっている。最近になって塗料や鉛精錬所の副産物か らの鉛中毒が問題になり、鉛暴露に対し政府等の監視が行われている。鉛 使用の禁止に関する米国の法規制もあり、現在は世界的に鉛フリー化が始 まっている。環境派に同調し、個々の企業が実際に鉛フリー化を実行、宣 伝する段階になって来た。このことが、企業が努力を傾注する大きい原因 なのである。 有鉛合金から鉛フリーに転換することは、製造の全面に影響する。実装 プロセスは、Sn-Pb合金の性質に基ずいて発達してきた。狭い範囲のSn-Pb 合金を使う前提のもとに、部品や基板は製造されている。既に、実装時や 使用時の最高温度や、はんだ付可能な表面仕上げなどが確立されている。 鉛フリー化によりプロセス温度が高くなることから部品や基板のメーカー の関心を高めさせた。又、温度上昇は、従来のフラックスシステムの変更 を必要とする。本報では、SnAgCuはんだを使い、標準的な無洗浄フラック スが使えるかどうかの評価を試みた。 法規制と市場の動向 USA 米国環境保護局は、鉛管・塗料・ガソリン中の鉛を削減、血液中の鉛レベ ルを低下させてきた。現在、鉛の使用を削減または禁止する法案は準備さ れていない。鉛フリー化のプロジェクトを持つ一般企業にはDelphi/Delco、 Hadco、 Honeywell、 IBM、 Lucent Technologies、 Raytheon、 Texas Instrument, Nokia、 Nartelが含まれている。 欧州 欧州における鉛フリー化の原動力は、EU議会とWEEE(電気電子装置の廃棄 物)に関する審議会指針(WEEE指針として有名)による鉛禁止の提案であ る。 日本 同様に日本でも法規制は無い。代りに2001年から、使用済み製品を受入れ リサイクルすることをOEMメーカーに要求する法律がある。回収された製 品は、もし濾過できる毒性元素を含んでいると環境に放出できない。そこ で多数の日本企業は、鉛フリーはんだを使った製品に切り換え始めた。こ のことが世界中で鉛フリーはんだ化の駆動力になっている。パナソニック はMDプレーヤーを鉛フリーはんだ付で売出した。NECはノートブックコン ピューターの母基板を鉛フリーで製作し売っている。日本は鉛除去に非常 に活発で、世界中が追いかけている。 フラックス化学の概念 理想的な鉛フリー化の方法は、Sn63やSn62と同等の機械的強度、融点の合 金に換えることである。その場合、多分同じフラックスが使用できるであ ろう。残念ながら考慮している鉛フリーはんだ合金は、有鉛合金より高温 で融解するので、同一のフラックスでは問題が生ずるであろう。はんだ付 時の高温は、フラックスのはんだ粉末保護能力に影響し、またフラックス の活性を低下させ、接合は外観的にあるいは強度的に不合格となるかもし れない。 現在業界で主流になっている無洗浄フラックスについて検討する。水溶性 フラックスは、その成分が無洗浄フラックス中の成分より熱的に弱いので、 より高い温度では熱的に分解するかもしれない。無洗浄フラックスは複雑 な化学品の混合物である。明らかにフラックスは、はんだ付される部品を 清浄にし、はんだ粉末を貯蔵時にもリフロー時にも酸化から守らねばなら ない。フラックスはまた、ペーストを取扱い易い形状にし、適用した場所 にとどまり、リフローまでその場所に部品を保持し、はんだ付後は不活性 にならなければならない。下の表に典型的な無洗浄フラックス中の成分と、 各成分がペースト中で果たす特性をまとめた。 より詳しくは www.eleshow.com/ の海外技術情報の2004.10.29号をご覧下 さい。詳しく書いてあります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本メールの配信をご希望の方がいらっしゃいましたら、「エレショー技 報配信希望」と記入し、E-mailアドレス、TEL、FAX番号、会社名、氏名を ご記入の上、E-mail anbe@anbesmt.co.jp までご連絡ください。(何名 でも結構です) ■登録削除方法 以後ご不要の場合は、お手数をお掛けしますが本メールをご返送下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行:(株)アンベ エスエムティ 編集長:安部 可伸 TEL +81-(0)45-937-6023 E-mail anbe@anbesmt.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1999-2000 ANBE SOLDERING TECHNOLOGIES Ltd. 許可無く転載することを禁じます。 |