エレショー技報 2001/1/22 第9号
(有)安部実装技術研究所
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内容
■海外SMT技術情報「チップ直接接合のための異方導電性接着剤」
■複数のはんだこて先温度の一括集中管理システム
■インターネプコンセミナー
「鉛フリーはんだリフロー条件と炉の選定」の結果報告
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広報担当者又は営業担当者の方にも御転送ください。
日本経済新聞社(2000年12月30日)によりますと、昨年の新規公開企業中、
駿河精機(株)様が光通信関連製品の成長が評価され、店頭公開から13カ
月で株価が約2.7倍と上昇率トップでした。経常利益も60%増(8億24万円)
とのことです。
駿河精機(株)様をはじめ、eleshow.com出展社様は業績好調で元気のよい
会社が数多く見られます。今後も微力ながら出展会社様のお役に立つよう
頑張ります。
■海外SMT技術情報
「チップ直接接合のための異方導電性接着剤」
序
通常のFlip Chip(以下FCと略す)実装では、はんだバンプ付きダイのリフ
ローと何らかのUnderfill(以下UFと略す)工程が行なわれている。FCダイ
接合の代替策として、ペーストあるいはフィルム状の異方導電性材料がある。
この型の材料では追加的UF工程が不要で、はるかに短時間で実装することが
出来る。
本報ではDirect Chip Attach(以下DCAと略す)に使われる
Anisotropic Conductive Paste or Film(以下ACPあるいはACFと略す)の
発展に関して報告する。特に急速硬化材料に力点を置き、電気的信頼性及
び硬化速度解析について報告する。
通常のACPと整列ACFの画像解析結果を報告する。整列ACFが超ファインピ
ッチのデバイスの実装に有用と思われる。
異方導電性接着剤(ACA;Anisotropic Conductive
adhesivesフィルム状&
ペースト状の両方を指す)
異方導電性接着剤は絶縁接着材料と導電性充填材(フィラー)の混合物で
ある。これらがZ軸方向のみの導電性になることは導電性充填材料の充填
法・粒子径分布・分散に依存している。これらの接着剤の目的は、FCのバン
プと基材パッドの間に少なくとも一ケの粒子を接合し、他方パッド間は絶
縁を保つことである。
充填材を多くするとパッド間の短絡の確率は急増する。ほとんどの異方性
材料では、粒子が組織中にランダムに分散していること自体、特に超ファ
インな応用に際しては問題になりうる。粒子濃度が常に局部的に変動し、
オープン・ショートの原因になるからである。この問題の対策は種々検討
されたが、最後に再度論ずることにする。
絶縁体組織としては通常耐熱性、耐湿性、耐応力のある熱硬化性材料が選
ばれ、特にエポキシ樹脂ベースの接着剤が接着性・強じん性・耐食性など
で優れており、最終の応用に合わせた設計が容易である。
多数の導電性充填材が使われてきたが、充填材は一般に球形であり、粒径
がそろっている。金メッキしたポリマーや固体の金・銀・ニッケル;錫ベ
ース合金などが使われる。本報ではポリスチレンの核に0.5μmの無電解
Ni‐Auメッキを施した球形粒子を用いた。粒子径は単一分散である。この
充填材の特長は実装時にわずかに変形できることである。その結果、絶縁
材組織が多少の膨張や収縮を起こしても、その粒子がパッド間の機械的接
触を保つことである。
異方導電性ペースト(ACP)の評価
配合
この研究では、三種の配合を評価した。全てエポキシ系であるが最終物性
が異なるように硬化方法と機能を変化させた。三種とも金被覆粒子を同じ
容積比率で絶縁材へ充填した。その試料は遊星ミキサーで混合分散された。
ACP試験法
物理的性質
三種の接着剤の物性をDSC(示差走査熱量計)、DMTA(動的粘弾性解析)、
流量計測などで測定した。異方性材料の重要特性の一つは、全処理サイクル
時間が短いことである。代表的接合温度である180℃で硬化時間を変えて
FR-4に接合し、少量の異方性材料をダイの下部から切り取りサンプルとし、
DSCで未完了の硬化があるかどうか検討した。発熱ピークの面積比から硬
化の進化率が求められる。ガラス転移温度(Tg)は粘弾性測定から求めた。
吸湿性はASTM D570に従い求めた。
画像解析
ACPの硬化断面を画像解析システムで検討した。それは透過/反射顕微鏡、
高分解能カメラ、解析ソフトから成り、ACP中の粒子分布が解析される。ま
た粒子径による分類も可能である。解析試料は接着剤の一部を二枚のガラ
ススライド間で硬化させて作成した。
より詳しくは、www.eleshow.com/の海外技術情報をクリックし、
2001.1月号をご覧下さい。A4サイズで3頁詳しく説明しています。
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■複数のはんだこて先温度の一括集中管理システム
< QSS-2000システム > 日本ボンコート(株)
飛躍的に採用頂いているQSS-2000は、これからの手はんだ付けに最適
なLAシステム(負荷温度管理技法)はんだこての実負荷温度、作業タク
トタイムをPC上で管理できます。特に鉛フリ−はんだ付けでは品質保証
のため、従来のはんだ付け以上にプロセスデ−タが重要となりますが、今
までの技法では全くはんだ付け性の保証、管理ができませんでした。
QSS-2000は1台のPCから作業現場のはんだこて設定温度を変えられる
ため、作業者に管理を任せる必要がありません。また、現場にいることな
くはんだ付け管理で最重要な温度の異常も瞬時に分かるため、はんだ付け
不良を最小限に防止できます。
デ−タは全てFD,DVD−RAM,MO,CD−R,CD−RWの保存
可能ですので、品質保証を証明するほか作業改善用としても活用できます。
詳しくはwww.eleshow.comの 5-3-14をご覧下さい。
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■インターネプコンセミナー
「鉛フリーはんだリフロー条件と炉の選定」の結果報告
1月17日 上記テーマについて発表させて頂きましたが、
200名位入る会場が満杯でした。鉛フリー化は生産現場での課題点や対策
に焦点が移ってきた様に思われます。近日中に鉛フリー化に際して必要な
基板設計、部品選定、ソルダーペースト選定、リフロー炉選定、保管時の注
意など、転ばぬ先の杖ともなるべく鉛フリー化導入時注意事項について執
筆出版したいと考えています。
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発行:(有)安部実装技術研究所 編集長:安部 可伸
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